古伊万里 皿 江戸前期-中期 染付 八橋杜若文 墨弾花唐草縁 藍九谷 藍柿 N29

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古伊万里皿1

古伊万里皿2






古伊万里

17世紀有田肥前国の地にて日本での磁器生産が始まる。豊臣秀吉の朝鮮出兵へ参加した鍋島直茂が多くの朝鮮陶工らを招来、有田泉山で陶石を発見し窯場は発達、初期伊万里から古九谷様式、鍋島様式、柿右衛門様式と変化し栄華繁栄の隆盛を見せ、ヨーロッパ諸国の王侯貴族らをも魅了し世界的なコレクターをも生み出すほどの発展を遂げるアンティークの大きな一ジャンルであります。


白い余白を水面に見立て八つ橋に杜若の意匠が絵画のように描いています。額縁のように意匠された墨弾きによる白抜きの花唐草模様が一層魅力を高めており、時代性ある自由奔放な筆致が秀逸です。
裏絵に描かれた花唐草模様もまた違った趣きがあり味わい深い景色となっております。
古伊万里の魅力を充分にご堪能ください。


【状態】
時代経年により擦れ傷の程度はありますが窯傷や目跡は味わい深く他、鑑賞性を損なうような大きな傷みは見られず良好です。



【サイズ】
幅 : 約 20.3cm
高さ : 約 3.3cm




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