【絶版岩波文庫】エードワルト・メーリケ　『旅の日のモーツァルト』　1997年重版

岩波文庫
①著者別番号：赤419-1
②著者：エードワルト・メーリケ
③訳者：宮下健三
④発行日：1997年9月16日　第18刷（1974年11月18日第1刷）
⑤装丁：カバー装　160頁
⑥状態：普通（小口に若干シミあり）　蔵書印なし、書き込みなし
⑦コメント：本書は、19世紀ドイツ最高の抒情詩人メーリケが青年の頃より敬愛していたモーツァルトを主人公にして書いた小説であり、ドイツ短篇小説の珠玉の作品である。『ドン・ジョヴァンニ』初演の旅に出たモーツァルト夫妻はある伯爵の一家と近づきになった。音楽を愛し、巨匠に賞讃と敬意を捧げる一家の人々に囲まれて、モーツァルトは幼い日の思い出、創作の插話を語る。（無論、場面や夫妻以外の登場人物は創作である。本作はモーツァルトの伝記的作品ではないので注意）