「ドキュメント 山の突然死」 ◆柏澄子（山と渓谷社・ヤマケイ文庫）

柏澄子著、「ドキュメント 山の突然死」です。山と渓谷社刊、ヤマケイ文庫。状態は未使用に近く、非常に良好です。送料はクリックポストで185円です。

★内容：　登山者の高齢化に伴い、虚血性心臓疾患、脳卒中などを原因とする山岳遭難がここ20年来増加している。病気を直接原因とする遭難だけでも全体の8％以上を占め、疲労を合わせると15％近くが健康上の問題である。本書は、症状が現われてから24時間以内に死亡に至った5件の「突然死」の事故例を検証し、その危険因子を分析する。さらに「突然死」のメカニズムと背景にある生活習慣病、その予防とメディカルチェックまで、医師の指導をもとに詳細に解説。日常の健康管理から、登山計画と行動の注意点、応急処置まで、致命的な病気による山岳遭難を防ぐための方策を検討する。登山者だけでなく、健康が気になる人は必ず身につけておきたい知識をまとめた。

　・急性心筋梗塞；伊吹山北尾根
　・急性心筋梗塞； 小仙丈ヶ岳
　・急性心臓死； 魚野川
　・出血性脳梗塞； チョ・オユー
　・心臓死； チョモランマ
　・山の突然死に潜む危険因子

★著者、柏澄子（かしわ すみこ）は1967年、千葉県生まれ。獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業。高校・大学で山岳部に所属。日本ユネスコ協会勤務などを経て、フリーランスライターとして独立。「登山に関わるあらゆること、山岳地域に住む人々」をテーマとして、山岳雑誌（『山と溪谷』、『ROCK & SNOW』、『岳人』、『ランドネ』、『PEAKS』、『WILDERNESS』、『Packers』など）のほか、新聞やWEB等で執筆活動を行なう。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド。主な著書に『山登りの始め方 ― 感動の世界へ、まごころの誘い』、『ドキュメント 山の突然死』、『山歩きはなぜ体にいいのか ― 大切な仲間に教えたくなる山の効用』、『はじめよう！山歩きレッスンブック』、『エベレストと日本人 植村直己から栗城史多まで』など。

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