Charvel　シャーベル　コンコルドヘッドネック　レギュラー22F　MODEL期　Jacksonロックナット対応　程度良し　89年製Charvel MODEL SSH

商品概要：1989年製Charvel MODEL SSHのネックです。

一世を風靡したコンコルドヘッドが特徴の日本製Charvelネックになります。

超保守的で進化を忌み嫌うギター業界において、革新的でありながら認められた数少ないネックです。

ローポジションからハイポジションへの弾き辛さを何とか少なくしようと努力した結果、ナット側で300R、ブリッジ側で400Rとハイポジションに向かうごとにフラットになるように設計された指板(コニカル・フィンガーボード)。

ねじれや、激しいアーミングに耐えながら、かつ演奏性の高い薄さを目指したスカーフジョイント。

どこよりも早く採用したジャンボフレットに、18％ニッケルシルバーを配合したBrinell 171という大変硬い硬度を持つフレットを採用。

ちなみにBrinellとは硬度のことの様で、通常のフレットはBrinell 140程度の様です。

またフレットエッジの処理も通常緩やかなカーブをつけるところ、約72度の角度をつけ弦落ちしにくい構造になっていたりします。

今更ながらカタログにきちんと目を通すといろいろ工夫されていたんだなと思います。

その他、ナットはJackson JT-6に対応し、スペーサーが付属します。

ポジションマークが樹脂のドットになっており、基本的にはMODEL2、MODEL3用のネックになります。

製造は中信楽器製造で、ネック裏の仕上げを見ると各部の面取りがかなりなされていたり、ネック裏のサテンフィニッシュの具合など結構手作業で手間がかかっているんだなとということがわかります。

実際、ネック裏の手触りも素晴らしく良く、現在の海外生産モデルではこうはいかないだろうと思います。


スペックは

レギュラースケール(648ミリ)、つば出し22フレット。

仕様はメイプル、ローズ指板です。

指板はややフラットで、ネックの握りは薄く幅広なCシェイプです。

ネックエンドはラウンド形状。

フレットはジャンボフレットです。

ペグはビス穴斜めだしのロトマチックペグ対応です。

ナットはカーボングラファイトナット。

KahlerタイプのJackson JT-6用ロックナットはヘッドに貼り付けます。

ジョイントはオーソドックスなプレート4点止め。

サイズ：ネックエンドのサイズは幅56.9mm、厚さは25.1mm(フレットは含みません)、ナット幅は43.1mmです。

コンディション：使用感のかなり少ない個体から外したものですの全体的に綺麗です。

ヘッド：先端に欠けではないのですが当てた痕跡があったため同色の黒でタッチアップしています。

指板：特にダメージはなし。

フレット：それほど使用されてはなく全体的に9割以上残っています。

ネック裏：特にダメージはなし。

ネックの状態は現状でストレートで、ロッドは左右に回り余裕もあります。

メンテナンス：フレット研磨、外観磨き、指板清掃、レモンオイル塗りを施しています。

送料は、ゆうパック100サイズです。

なかなか程度の良い個体も少なくなってきており、こちらは結構綺麗なローズ指板仕様です。