★古美術パイプ★ドイツの深い森★19世紀後半★天然石★希少メアシャム★馬の彫刻パイプ★数百万年の時を刻む芸術品★

19世紀中頃、ドイツの熟練職人により精巧に作られたメアシャムパイプです。希少な海泡石（メアシャム）を素材とし、手作業で丹念に彫り上げられた馬の立体彫刻が最大の魅力。力強くも優雅な姿は、当時の工芸美術の精神を今に伝えます。

メアシャムは採掘直後は柔らかく、加工後に乾燥させることで硬化する希少鉱石。マウスピースは琥珀製で、手に取るたびに滑らかな触感と上質な重量感を味わえます。19世紀のドイツでは、レムゴやライプツィヒなどの工房で、このような手仕事の逸品が作られ、当時の趣向や流行を反映したデザインが施されました。

馬の彫刻は、単なる装飾ではなく、力強さ、優雅さ、そして生命力を象徴。喫煙具としての実用性に加え、アンティークコレクションや室内装飾品としても高い価値を持ちます。

状態について：
写真ではほとんど分かりませんが、経年によるごくわずかな欠けがございます。全体の趣や価値には影響なく、古美術品としての風格を保っています。琥珀のマウスピースに使用感が見られるものの、全体として非常に良好な状態です。

古美術としても、パイプコレクターとしてもおすすめできる希少な一品。この機会にぜひご覧ください。

ドイツより保険をつけて発送いたします。2点目以降のご購入の際は2kgまで 送料無料ですのでご一緒にご検討ください。

（2025年 8月 19日 13時 57分 追加）
ドイツのパイプ史を記した文献にも同型の品が掲載されている、19世紀の由緒あるメシャムパイプです。メシャムは「煙を吸うごとに色を育てる石」と呼ばれ、長く使い込むほどに深みのある琥珀色へと変化し、持ち主だけの唯一無二の風合いを生み出します。歴史と共に歩んだこのパイプは、実用と美術性の両方を兼ね備えた逸品といえるでしょう。