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時計仕掛けのりんご
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山間の小さな町、稲武市。南アルプスの東にあるこの町は、
近年急速に発展した小さな地方都市でした。
ある日、その町の「朝日新聞」以外の新聞が急に届かなく
なってしまいました。テレビも、ラジオも映らず、電話も
通じない中、不審に思った経理マンの白川は、いぶかしみ
ながらも、いつもどおり会社に出勤します。
会社に行っても、市外に住んでいる社員が出社していなか
ったり、ラジオやテレビがみられなかったり、と異変はつ
づけて起こります。ひそかに好意を寄せていた女性社員が
「カレーライスから変な味がする」と言い出したことから、
白川は興味をもって、こっそり社員食堂の米を調べてみま
すが…。「陸の孤島」たる地方都市を取り巻く恐ろしい陰謀。
いったい稲武市に何が起こっているのか?ぞっとするような
「if」を描くリアルなサスペンスストーリー
●目次●
目次
ペーターキュルテンの記録
時計仕掛けのりんご
カノンほか
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ガラス城の記録
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資産家札貫家の家長・礼蔵は、資産を増やすために
一家全員で冷凍睡眠をすることにした。
ところが札貫家が眠りについた後、
冷凍睡眠は法律で禁じられることになる。
彼らの眠る屋敷はいつしか、「ガラス屋敷」と呼ばれ、
忌み嫌われるようになった。交代で起きたり眠ったり、
を繰り返していた一族は、兄弟・親子の年齢が逆転したり、
長年の冷凍睡眠で脳に支障をきたしたり、
と少しずつ歪み、狂っていき…。
●目次●
目次
<割愛>
初版★P196
初版★P183
●出品者から●
少年漫画のイメージがある手塚治虫ですが、「ふしぎなメルモ」の後、
ヒット作に恵まれず、実験的に短編を書いていた時期がありました。
この社会派の視点が、のちの「ブラックジャック」のヒットにつながっていきます。
短編といえども奥深い、一本の映画をみたような読後感が素晴らしい作品をセットにしました。
■状態■
カバーにヨレ、細かい傷、カバーに薄い汚れあり。書き込み折れなし。並みの古本程度。
■ 発送について |
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発送は、クリックポスト・郵メール・定型外(お選びください)。
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