平成31年2月に亡くなった作家・堺屋太一さん。近未来を予測した小説で知られ、戦後ベビーブーム世代を描いたベストセラー、「団塊の世代」は時代を象徴する流行語にもなった。堺屋さんは昭和10年大阪市生まれ。東京大学卒業後、現在の経済産業省へ入省。万国博覧会開催のために奔走し昭和45年、大阪万博開催を実現する。官僚時代に作家デビューしてベストセラーを連発、退官後は作家、経済評論家として活躍した。独自の視点で多くの歴史小説も手がけ「峠の群像」「秀吉」は大河ドラマの原作にもなった。鋭い先見性と明確なビジョンで時代をけん引し、未来に警鐘を鳴らし続けた83年の生涯だった
書籍内容:
第1巻 油断!/団塊の世代 2016
第2-3巻 巨いなる企て 2016
第4巻 豊臣秀長 2016
第5巻 鬼と人と 2016
第6-7巻 峠の群像 2017
第8巻 俯き加減の男の肖像 2017
第9-10巻 秀吉―夢を超えた男 2017
第11-第12巻 世界を創った男 チンギス・ハン 2017
第13巻 三人の三代目 2017
第14巻 平成三十年 2017
第15巻 知価革命/日本とは何か 2018
第16巻 組織の盛衰/日本を創った12人 2018
第17巻 東大講義録―文明を解く 2018
第18巻 団塊の秋/戦後七〇年七色の日本 2018