「小さい牛追い」マリー・ハムズン 石井桃子訳 岩波少年文庫

「小さい牛追い」岩波少年文庫
著：マリー・ハムズン　訳：石井桃子 イラスト：エルザ・ジェム
巻末に中川李枝子氏の
「小さい牛追い」の思い出
が掲載されています。

ノールウェイの農場に住む4人きょうだいは、両親といっしょに村じゅうの牛をあずかって、毎回山の牧場で夏をすごします。
オーラとエイナールは、雨の日も風の日も牛をつれて山の奥ふかく分け入り、牛追いという大仕事をやりとげます。
ゆたかな自然にかこまれたこどもたちの素朴な日常生活を、あたたかく描いた名作。

北欧の豊かな自然と生き生きした子ども達の描写、あたたかく見守る母の姿に心癒される作品です。

破れなどの目立ついたみはみられませんが、一度人手に渡ったものなのでご理解いただける方に。

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