クオリティの高いドタバタコメディを全２６話セットで！「アキハバラ電脳組」 LD版セット！！

ご存知、ことぶきつかさのキャラが魅力の傑作

をセットにしました。

全巻収納BOXと特製設定資料もお付けします。

「なかよし」に連載されて瞬く間に大人気となって、アニメ化、映画化と大人気だったのに

なぜか現代ではマイナー路線に見られてしまう事が多いですよね。

ストーリーは、

アキハバラ第参中学に通う女の子たちが、電脳ペットという小型メカをもっているのだが、これがまたビックリの変身を遂げて機動女神という持ち主によく似たステキな女性型メカ？になって

彼女たちの電脳ペットを奪おうとする組織の者たちと戦うという、なんとも痛快な展開です。

特徴的なのは、なんといっても"ことぶきつかさ"がデザインに携わっているので、画のクオリティがハンパない事ですよね。

それでいて、現代とは違ってPCを使ったアニメ制作をしていませんし、ワンシーン製作するのにとてつもない労力がかかっていた時代でもあります。

そんな手作り感と手書き感が楽しめるイイ作品ですよね。それに画面もフルサイズ(４：３画面）ですし。

この作品は、1998年頃にオンエアされたのですが、物語の時代背景が2011年くらいを想定しているそうです。

当時は目覚ましくテクノロジーが発展していましたので、10年くらい経てばメチャクチャ技術が進化しているだろうと想定されていた幸せな時代でした。

とはいえ、現代では当たり前になっている携帯電話も当時では贅沢品ですので留守番機能付き電話ですし、ローカルな感じがまたイイですよね。

今では2011年どころかさらに１０年以上経過しているのに、あまり社会そのものは変わり映えしていませんよね・・。(苦笑)

また、この作品の年代くらいから"絶対懲悪"という善対悪の概念が薄れてきて、悪の組織には悪の組織の様々な事情がある。って感じのあやふやな敵味方の構図が良く描かれるようになりました。

これまでも「タイムボカン」シリーズに代表されるように"憎めない悪"という存在はありましたが、かなりの少数派でした。

というのも、このくらいの時代には、正義を語ったり、クリーンで清らかな言動や行動に対して大人達が"大人の世界はそんな甘いものじゃない"と否定する事が多かったので、既に手遅れの大人達よりも、まだ素直な気持ちを持っている若者や子供達に清い心を持ったまま大人になってほしい。という期待を込めて物語を制作する人が多くいてくれたらです。それがこの時代の希望でもありました。

残念ながら現代では、もっと複雑になって、"善の心を持った悪"や"悪の心も持つ善"など多種多様なキャラが混在しますよね。

たしかにそちらの方がより現実的です。現実的なのですが・・それでは何も変わっていかない気もしますよね・・。

このLD版は、オンエア時の映像を少し編集してリテイクされた完全版で収録されています。

さらに、毎回LDに付いてくる中紙はリーフタイプにカットできてバインダーにまとめることができるようになっているのですが、切り取ってしまうのは少しもったいないですよね。(笑)

あまりお見せできないような設定資料のデザインなども掲載されていて面白いです。

映像特典として、ノンテロップOP、ED、TVCM、主題歌のMVなんかも収録されています。

LD全盛期で、ファンは好んでLD版を入手した頃の作品ですので少し豪華な感じがしますね。

それに何といってもLD版は、他のビデオメディアと違って大きいので、ジャケットがちょっとした小型ポスターみたいでイイですよね。

ちなみにBOXをお付けしていますが、これはVol.1、Vol.2同時購入限定セットに付いてきたもので、他のLDは単品購入品です。コンプリートBOXなどではありません。(コンプリートBOXが出ているのかどうかは不明ですが)

そして何といってもLD画質ですよね。

このLD版はCLV記録で収録されています。

ぜひこの機会に一気に楽しんでみてください。

最近は、BDとかHD画質とかいう感じで、やたらと画面がクッキリ、ハッキリ、シャープになっていたりして、なんだかいろいろ画像編集したのが多く出ているような気がするのですが、

当時の作品のほとんどがフィルムで撮影されています。当時の撮影機材とフィルムで、そんなに高精細な画面が記録できるはずがありませんよね。

中には昔のフル画面(４：３画面）の画郭の上下をトリミングして、現代のワイド画面に合わせた画面にして出ている作品もあるようです。

せっかく入手するなら、ノートリミングで全て見たいものですよねー。

それに、できれば余計な事をせず記録されたままをビデオディスク化してほしい。というのがコレクターはもちろん、当時の作品の映画やアニメ、特撮、ドラマなどを楽しみたい人たちの共通の気持ちではないでしょうか？

その点、LDならほとんどが当時のままを記録しています。当時はコンピューターを使って映像加工する技術なんてありませんから、余計な編集や加工もほとんどされていませんので安心して見れますよね。

あえてLD画像のデメリット言うとしたら、LDが"絵の出るレコード"と言われるように、レコードと同様に面倒な事が多いですかね？

レコードを良い音で聴きたければ、優れたプレーヤーやトーンアーム、フォノイコライザーやチューニングアンプなどを駆使しなければならないように、

LDも、良いプレーヤーを使用するのはもちろん、れなりの画像再生装置を搭載したデコーダーやモニターが必要になりますからねー。

でもまぁ、AVファンはその面倒さを楽しむのがイイんですけどね。

それにしても、あのままLDが進化していたら・・、現代ではもっとスゴイ事になっていたかもしれませんね。

１２㎝のブルーレイの容量を３０㎝のLDサイズに入れて表と裏の両面に２層書き込みしたとしたら・・、とんでもない容量になっていましたからね。(笑)

この商品は、いわゆるワンオーナーものです。

商品内容はそれぞれ、ジャケット、中紙、背帯、ディスクの４点です。

ジャケットやディスクの状態は、目立った使用感もあまり気にならず、良い程度ではないでしょうか？

BOXの状態は、隅や角に色ハゲがあるなど少しくたびれ感があります。頭部帯付きです。