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駿河　
竹千筋細工　
菓子器　
然林房の竹細　

器寸法
高さ約 9.2cm（蓋摘み含）
直径約 22.4cm

付属品
箱（経年の汚れ傷み有）
栞（御愛用法）

長期保管の未使用品になります。
折れ、欠け、ひび等の傷みは御座いません。
詳細、状態等は画像にてご確認ください。

通産大臣指定伝統的工芸品
駿河「竹千筋細工」

静岡の伝統的工芸品駿河「竹千筋細工」は西歴一六二〇年(元和六年)頃 より製造され始めたと伝えられ、盛篭、花篭、行灯、電灯笠、鳥虫籠、等多 くの製品が作り出されて居ります。
「虫篭を買うて裾野に向いけり」と俳人鬼貫が当時のありさまを詠んてい ますように、駿河細工とも呼ばれた竹千筋細工は、東海道を往き交う旅人に 土産品として、数多く買い求められてきました。
千筋とは、丸ヒゴを千本東として束ねた事から丸ヒゴを総称された呼び名 の由来から来て居ります。
当、然林房は古来からの技術、技法を受け継ぎながら種々の製品を作りつ つその伝統を守り続けて居ります。
今お手もとにお届け致しました製品は、色つやが良い三年前後の節間が長 く、やわらかい猛宗竹を使い、多数の工程を経て、当主が精と根を注いて作 り上げました品でございます。
この駿河竹千筋細工の味わいが皆様の心の中にいつまでも生きつづける事 と存じます。

ご覧いただきまして、ありがとうございます。
その他、蔵出し品、骨董品、コレクター品等、多数出品しております。宜しければご覧ください。