雲華焼　蟹　蓋置　尋牛斎　久田宗也　加州（かしゅう）　宗元　　還暦（華甲）　七夕に

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寸法径 5.8㎝ * 4.8㎝高さ４．０㎝美品無傷。木箱に経年による焼けがあります。鉄分を含む赤みを帯びた、重厚でしっかりとした落ち着きがあります。宗元作品の光沢は、全作品上釉でなく手の磨きによるものです。他者の作品には上釉が使われている事があります。書付なし参考本体価格８万円

「蟹」の蓋置の始まりは、中国の文房四宝で伝わり、墨台だったと考えられます。銀閣寺に蟹の墨台がたくさんあり、13個置かれていたものを、武野紹鴎が一つ持ち帰り、蓋置として使ったのが始まりだそうです。華甲、還暦のお祝いに。笹蟹、笹にあわせて七夕祭り。

基本となる原型は千利休が選んだといわれる火舎香炉、五徳、三葉、一閑人、栄螺、三人形、蟹、の7種類です

山崎宗元(やまざきそうげん) 1923年〜京都生まれ、金沢美術工芸専門学校陶磁科卒。昭和９年加賀に移り、風炉師を創業しました。雲華焼を父に、彫刻を都賀田勇馬に師事し、昭和３５年、二代目宗元を襲名しました。雪華焼のもつ瀟洒で素朴な味わいを生かし、品格のある茶陶づくりに専念。千家書付作家。

久田宗也 (12代)（ひさだそうや1925～2010）は、茶道表千家流久田家十二世家元。
京都市生まれ。本名は和彦、号は半床庵・尋牛斎。十一世無適斎宗也の長男。京都大学文学部史学科史学科卒。十三世即中斎千宗左に師事。

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