
〈絶版〉 多木浩二(著) 『比喩としての世界』 初版 2500円~





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○商品
青土社(発行)、1988年2月15日第1刷発行(初版)、338ページ、定価1800円(当時)
1010-400302-3978
○帯より
世界像のポリティーク
〈フィクション〉の脱構築
中心を喪失し断片と化した世界は、〈物語〉によって再編され、統一を取り戻す。〈物語〉は、世界の多様性を揚棄する装置として作用する。建築・ファッション・写真など、現代のさまざまな文化現象に、どのような〈物語〉への衝動が潜むかを探り、仮象としての世界の核心に迫る。
○目次より
1
視線の歴史あるいはアルケオロジー 9
方法としての感情 41
スティーグリッツの時代 63
キリコの宿命 ファシズムと芸術 83
崩壊するイコン 113
ユーモアとしての神話 ミシェル・フォロン 125
2
言語と歴史 135
縮滅模型の思考 145
美術と博物学 155
比喩としての自然と建築 167
ル・コルビュジエの幾何学 175
ヴィトルヴィウスの修辞学 187
世阿弥のミメーシス論 199
表情の生成 能面の比喩 215
3
モデルとしてのスポーツ 227
身体の道具化 248
下着のポリティックス 257
百科全書の図解 269
描かれた革命 フランス革命と図像 285
歴史の詩学 309
あとがき
○状態
30年以上前の古本ですが破れなどなく良い状態です。目次、扉背に書込み、文中1ページに折れ跡、カバー部に擦れ、天部に埃汚れがあります。帯は切り取り、背扉裏に糊付けしてあります。絶版状態にある希少な本書をお譲り致します。
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