
VHS 新鞍馬天狗 第一話 天狗出現 (1954) 岡田茉莉子 浜田百合子 水原一平 藤原釜足 志村喬 大佛次郎 松浦健郎 青柳信雄 日本映画傑作全集









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賣家名稱 | OPPAI UNKO SAGA |
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商品所在地 | 佐賀県 |
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小堀明男 岡田茉莉子 藤間 紫 藤原釜足 志村喬 原作 大佛次郎 脚本 松浦健郎 音楽三木鶏郎 監督 青柳信雄
昭和29年度作品
風雲はらむ京洛の巻!単身新選組屯所を襲う 快傑鞍馬天狗!小堀明男の新シリーズ第一弾。
幕末。京洛の町で佐幕派の新選組が横行している中に、 鞍馬天狗は尊皇倒幕の旗印を挙げて日夜活躍していた。 ある日、稼ぎの金を落とした角兵衛獅子の杉作と新吉は 天狗に救われ深く慕うようになった。角兵衛獅子の元締 長七は杉作に手引きをさせ天狗の居場所に新選組と乗り 込む。近藤勇の銃口が天狗を狙うが杉作の機転で助かる。 その後、密使を装って大坂城に向かった天狗は、正体を
敵方に見破られてしまい、満身創痍の絶体絶命となる!
製作・著作 東宝株式会社/〒100-8415 東京都千代田区有楽町1-2-1 TEL 03(3591)5044(
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志村喬であろう。戦前からの時代劇俳 優で、「姿三四郎」 (四三) 以来、黒澤 明作品の常連として活躍し、この直前 には「七人の侍」で重厚かつ豪快な演 技を見せた。厳密に調べてはいない が、近藤勇の役は初めてと思われ、 少 年寄りすぎるとはいえ、作品に重み を与えている。それよりも、鞍馬天狗 に近藤勇がピストルを向けるのはいく
らなんでも変に感じられる。
話は角兵衛獅子の巻〟で、何度も 映画化されてきた。嵐寛壽郎のデビュ 作(当時は嵐長三郎)が「鞍馬天狗 異聞・角兵衛獅子」(二七)で、その 後も三八年と五一年にリメークしてい る。五一年版の配役は、杉作=美空ひ ばり、女賊=山田五十鈴、近藤勇=月 形龍之介、吉兵衛川田晴久。
鼎
山根貞男のお楽しみゼミナール
「新鞍馬天狗・第一話 天狗出現」 は一九五四年の東宝作品で、小堀明男 が鞍馬天狗を演じる。しかも原作者の 大佛次郎が自ら製作に乗り出した。 鞍 馬天狗といえば嵐寛壽郎、と相場が決 まっていたから、当時、何ごとだろう と話題になったものである。
文献資料によれば、大佛次郎が嵐寛 壽郎の鞍馬天狗に対して不満を持って いたのが、そもそもの発端らしい。そ こで、戦前から知り合いのプロデュー サー渾大坊五郎と組んで映画の企画会 社を興し、製作を手掛けた。どうやら そこには映画界独特の利権絡みの人間 関係もあったと思われる。 大佛次郎は
二年前に小説「四十八人目の男」が映 画化されたとき、自分で脚色している から、映画にのめり込んでいたのかも しれない。しかし当時、流行作家で多 忙だったろうに、と思う。
小堀明男は一九四七年にデビューし たあと、この直前、マキノ雅弘の「次 郎長三國志」九部作(五二~五四)の 次郎長役で人気を博していた。 このと き三十四歳。天狗を慕う町娘役の岡田 茉莉子は、五一年にデビューし、注目 の新進スターであった。このとき二十 一歳。冒頭からまもなくのシーンでは 可憐な歌声も聞かせる。
もう一人、注目すべきは近藤勇役の
■キャスト
スタッフ 製作●大佛次郎
鞍馬天狗 小堀明男 杉作
黒姫の吉兵衛 おみわ 時間のお兼 近藤勇 隼の長七 土方歳三 西郷吉之助 新吉
水原常春 藤原釜足 岡田茉莉子 藤間 紫 志村喬 山田巳之助 沢村宗之助 壮吉 平 晃
田中十三郎 堤 康久 原木十蔵 桜井巨郎 磯村元信 鴨田 清 大坂城代家老 高堂国典 長七女房お吉 浜田百合子 松月院の住持 汐見 洋 覆面の武士 渋谷英男 岩里半太夫 佐々木孝丸
渾大防五郎 原作 大佛次郎 脚本 松浦健郎 監督●青柳信雄 撮影 山崎一雄 美術 小川一男 録音 藤繩正一 照明●大沼正喜 音楽●三木鷄郎 助監督●川西正義 編集 岩下広一 特殊技術 東宝技術部 製作担当 板谷良一
TND9802
昭和20年度作品
7分・モノクロ
●本商品は保存原版から最良の状態で製作しておりますが、映画公開時より長い年月を経ており ますので、一部作品にはお見苦しい場面もございます。あしからずご了承ください。
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