重要無形文化財　備中神楽面　事代主命　ことしろぬしのみこと　福徳の神　神楽面　能面　お面　木彫り　箱付　栞付　o054

重要無形文化財　
備中神楽面　

事代主命　（ことしろぬしのみこと）
大国主命の一子、大神の使者武御雷命を迎え、ひたすら恭順し大国主命をして国土返上を決意させた陰の助言者。
父神ともに福徳の神。

備中神樂
文部省指定の重要無形文化財であり、昭和45年6月文化庁 選択のものである。
備中神楽は当地方に古くから神事の一環として神祭りの中で 育てられて来たもので時代と共にこの地方を代表する民族芸能に成長したものである。
ことに文化文政の頃、岡山県川上郡成羽町神宮であり国学者であった西林国橋先生が古事記、日本書紀の中から日本誕生にまつわる神代史の一部をとり苦心に苦心を重ねて劇国の「神代神楽」三編 「天の岩戸開き、大国主命国譲り、八俣の大蛇退治)を創案したものである。
以来郷土芸能として脚光を浴びるようになり、当地方が備中神楽発祥の地といわれるようになったのである。
この備中神楽に使われている神楽面は古典美豊かなものであるところから舞う丈のものでなく室内の装飾にアクセサリーに魔除けの守として又智仁勇を育てる化神として尊び愛好されるようになり面作りも非常に盛んになってきた。特に面の製法は奈良時代の製法を基に永い研究を費し完成した当社独特の加工にて製造した製品で、堅美な品で永く保存に堪えられ備中神楽愛好者の舞い面として広く用いられています。

面寸法
全長約　19cm
横幅約　17.5cm
重さ約　170g

付属品
箱、栞（箱に傷、落書き有）

保管品になります。
帽子の一部に塗装剥がれが御座います。
その他美品です。
詳細、状態等は画像にてご確認ください。

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