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高橋和島★徳川宗春 尾張蒼風姿伝★ 光文社文庫
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| ★商品説明★ | 高橋和島著 「徳川宗春 尾張蒼風姿伝」 光文社文庫 ２０１７年 ７月 文庫初版 定価 ７００円＋税 ２８３頁 |
| ★著者略歴★ | １９３７年、樺太生まれ。7歳から3年間台湾で過ごす。中央大学法学部卒業。1989年「十三賽子が首を狩る」で第60回オール読物新人賞、同年「火燕を盗んだ」で第12回小説ｃｌｕｂ新人賞を受賞。著書に徳川宗春の隠密旅を描いた「もぐら同心」シリーズもある。 |
| ★作品内容★ 徳川宗春といえば、8代将軍吉宗の質素倹約政策に逆らって、祭を盛大にやったり、遊郭や芝居小屋を誘致したりと吉宗の反感を買い、ついには20年以上も蟄居を命じられたまま病死したことで知られる。公式に許されるのは吉宗死後70年もたってからだ。これはそんな宗春の生涯を描く物語。宗春（万五郎）は、数多い側室の子の一人にすぎなかったが年の離れた藩主の兄が死に、その子供も夭折。年も近く仲の良かった兄の継友が、藩主になる。ちょうどこの頃8打将軍に吉宗が選ばれる。そこらへんはよく小説になっているので、沙羅っと流すが病弱だった兄も30代で亡くなり、宗春が藩主のなったのだ。そして、吉宗の怒りを買ったわけだ。普通は、吉宗＝名君のイメージで描かれるので、宗春はひねくれ者となる。確かに吉宗は江戸幕府中興の祖だが、宗春から見ると。 |
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