老蘇　書籍　長谷川海太郎　【小説家】　「 Ⅰ　◇　時代捕物　釘抜藤吉捕物覚書」＝一人三人全集（1969年：河出書房新社版）：全６巻：

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長谷川海太郎

（1900～1935）新潟県佐渡生れの小説家、翻訳家。祖父は金座の役人、父はジャーナリスト。１歳の時、函館に移住。

蘆花、啄木に傾倒し、中学時代、ストライキの首謀者となり落第処分。明治大学専門部法科に入学し、

大杉栄宅に出入りする。卒業後、オハイオ州オベリン大学に入学するも、直ぐに退学。

様々な職種を転々として全米を放浪。1924年には貨物船の船員として、南米、オーストラリア、香港、

大連に帰港・下船して朝鮮経由で帰国。これまでの経験を活かして、1925年から『谷譲次』の名で

「めりけんじゃっぷ」物で、『林不忘』の名で「丹下左膳」シリーズ等で、『牧逸馬』の名で

犯罪・家庭小説、翻訳で、一世を風靡したが、何時しか本名は忘れ去られた。

戦前の『一人三人全集』完結の２週間後、心臓発作のため急死。35歳。

当時、２台輸入されたロールスロイスの１台を乗り回していたとか・・・勿論、残る１台は昭和天皇。

書名：一人三人全集（1969年：河出書房新社版）：全６巻：／ Ⅰ ◇ 時代捕物釘抜藤吉捕物覚書

著者：林不忘（長谷川海太郎）

装幀：横尾忠則

挿絵：水木しげる

発行所：河出書房新社

発行日：昭和45年1月15日初版発行

定価：780円

所収：釘抜藤吉捕物覚書／早耳三次捕物聞書／煩悩秘文書／安重根／若き日の成吉思汗／稲生播磨守／平馬と鶯／

〇林不忘と私ー半七と右門のあいだ（都筑道夫）／解説（尾崎秀樹）／

参考：帯なし。箱、小口・天・地、本文等に汚れ・ヤケ・シミ等あり。蔵書印あり。四六判。P398。720ｇ。 ≪古本購入≫

レターパックプラス（追跡あり・手渡）600円。取置（1週間）・ゆうパック等で同梱可。

★終活のため処分しております。

老蘇 書籍 長谷川海太郎 【小説家】 「 Ⅰ ◇ 時代捕物 釘抜藤吉捕物覚書 」＝一人三人全集（1969年：河出書房新社版）：全６巻：