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【商品説明】
　セバスチャン・ボーレン/『Op.2』
　～ハルトマン、メンデルスゾーン、シューベルト:ヴァイオリンのための協奏的作品集～

　1987年生まれのスイスのヴァイオリニスト、セバスティアン・ボーエンと室内オーケストラ『CHAARTS』との共演アルバムの第2弾です。ボーエンのソロは、最近の新鋭アーティストらの「斬新」「情熱」といった演奏とは一線を画したもので、確実な音型を保ちつつそこから発音される一音一音の美しさ、それらは和声の分析から発せられる新解釈であり、「創造的な衝動の相互交換によって、高い芸術性が確立された演奏」と、すでに高い評価を得ています。
　今回は、ソロ・ヴァイオリンと弦楽合奏のための作品に光を当てています。若きメンデルスゾーンが作曲したニ短調のヴァイオリン協奏曲は、美しさと技巧性を再確認させてくれる素晴らしい作品で、メンデルスゾーンを聴く喜びを再確認させてくれます。ナチス・ドイツの政権下でも作曲活動を続けた20世紀ドイツの作曲家ハルトマンが、1939年にナチスの台頭に激しい怒りと深い悲しみをこめた『葬送協奏曲』。シューベルトのロンドは、数少ない協奏曲的作品の一つで、大きめの序奏とシューベルトらしいさまざまな旋律を取り混ぜた作品。技術的な完成度が、演奏の大前提となっていることは言うまでもなく、作曲家たちの作品である楽曲に生命力を注ぎ込み、想像力の翼を広げています。
　バックを務める『CHAARTS』はスイスの名門チューリッヒ・トーンハレ管、バーゼル響、スイス・ロマンド管などのメンバーが結成した、指揮者を置かないモダン楽器による室内オーケストラで、美しき弦楽の極みをお聴き頂けます。(輸入元情報)

　1. メンデルスゾーン:ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲ニ短調 MWV.O3
　2. ハルトマン:ヴァイオリンと弦楽のための葬送協奏曲
　3. レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲
　4. シューベルト:ヴァイオリンと弦楽のためのロンド D.438

　セバスチャン・ボーレン(ヴァイオリン:1,2,4)
　CHAARTS(室内オーケストラ)

　録音時期:2016年9月
　録音場所:チューリッヒ、オーバーシュトラス教会
　録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)