日本の老舗メーカー、鈴木バイオリン社製TreeS AE-20(1970年代後半製造)の出品です。
こちらは、自身が塗装のやり変えと、トップ板のバインディングの張り替え、フレットの打ち替えの練習として挑戦した個体です。トップ板とサイド板の塗装を全て剥がし、下地剤塗布後、ラッカーのクリア塗装を3層塗ってます。トップ板の所々とサイド版に少々深めの傷あります。バインディングもトップ板サイド板から少しはみ出ています。エンドピンがありません。裏板の一部に塗装の剥がれあります。

・トップ:スプルース合板
・サイド・バック:トーグ合板
・ネック:ナトー
・ナット、サドル:牛骨へ交換
・フレット:2.7㎜幅で打ち替え
・弦高:6弦12F:2.2㎜、1弦12F:1.9㎜
・当時定価:20,000円


トップ・サイドの塗装を剥がしラッカークリア塗装3層しか塗装してませんので、個体全体がかなり振動しており、面白いほど鳴るようになってます。低音がドン腹にきて、高音もシャリっと大音量で鳴ります。これはやはり鈴木バイオリン社製ならではでしょうか。
見た目あまり良くありませんが、他にない個性と鳴りで、ご興味ある方いかがでしょうか？

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