ステンレス製の自作手網焙煎機。温度計付きなので一目で鍋内の温度が分かり、焙煎のしやすさはピカイチです。



また、上蓋がメッシュではないのでチャフが上からこぼれず、半熱風式のような風味を感じます。
またチャフの掃除が楽になるよう、家庭での使用を想定して製作しました。


【付属品】
・お試し用生豆20g（実際に商品として使っている豆を送ります）
・軍手
・手網焙煎機

【手鍋より手網がおすすめな理由】

・軽さ
→手鍋焙煎は振り続ける手網焙煎に比べて負担が少なく思えますが、重量は圧倒的に手鍋のほうが重く、また加熱時間も手鍋のほうが長くなります。本製品は手鍋の半分以下の重さなので女性や初めての方でも取り回ししやすいです。

・風味
→手網焙煎は直火式で一気に生豆を煎り上げるため香りが立ちやすく、豆の味を丁寧に引き出せます。手鍋より短い焙煎時間で煎り上げるため、経済的かつ風味も良く、手鍋ではなく手網焙煎を取り入れている自家焙煎の喫茶店も少なくありません。

・発展性
→将来的に大型の焙煎機を導入する際にも、手網焙煎機を扱って得た知見が生かせます。手網焙煎は常に豆の状態（音や匂い、温度、感触など）をキャッチし感覚をヒントに煎り上げるため、他の器具での焙煎にも転用できる経験が積めます。

【器具製作へのこだわり】
実際に焙煎所のオーナーとして、商品となる焙煎豆は全て本器具で焼いております。大型の焙煎機や手鍋焙煎では難しい「ニュアンスの操作」ができる器具を製作しました。

少し感覚的な話ですが、焙煎は「生豆中の水分に少しずつ熱を通す」「豆の膨張を促進しつつ1ハゼまで等速で加熱」「2ハゼまで等速で加熱しつつカラメル化を促す」といったステップで進みますが、各ステップでどこまで自分の意志を豆に与えられるかが味を大きく左右します。微妙な火との距離であったり、振るう速度や振り方ひとつで最終的な仕上がりに差が生まれるのが焙煎の面白いところであり、難しいところ。

その微細な調整を可能にするには、使いやすくタフな使用にも耐えられる器具が必要不可欠です。

生豆もセットでお送りするので、すぐに焙煎をスタートしていただけます。ぜひこちらの手網焙煎機を使って、自分だけの美味しいコーヒーを焙煎してみてください！