名歌手・上原敏との共唱「鴛鴦道中」の大ヒットや「二人の大地」「鴛鴦春姿」。そして「関の追分」「銃後だより」「大島つばき」「夜汽車の窓で」など、数多くのヒット曲を放った戦前の流行歌手・青葉笙子。

自身のファンのみならず、特に懐メロ愛好家の間でも好評だった1995年の著作「歌の回想録」に続く本作では、前作に 書き記せなかった これまでの歌手仲間や時代の作曲家達、各界 著名人との出逢いについて、
貴重な経験談を青葉本人の言葉でまとめられています。

その飾らず愛らしい人柄でたくさんの人から親しまれ、幅広い交流を持っていた彼女の一面をまた伺い知れる本書です。

昭和11年のデビュー曲「月の枯尾花」から現役時代の昭和31年のラストシングル「ひょっとこ踊り」までの全レコードリスト(ディスコグラフィ)も別冊封入。


上原敏
北廉太郎
東海林太郎
小野寺貞子
三門順子
柴田つる子
平野愛子
暁テル子
三条町子
織井茂子
千曲流れて
木曽の旅唄
黒いトランク