アーネスト・サトウ著
訳・坂田精一（さかた　せいいち）
岩波書店刊ｌ

上巻　青425ー1
1960年9月25日第1刷発行
この本は　1989年5月16日第38刷

下巻　青425ー2
1960年10月5日第1刷発行
この本は　1989年8月15日第40刷

上巻表紙より　風雲急をつげる幕末・維新の政情の中で、生麦事件等の血腥い事件や条約勅許問題等の困難な紛争を身をもって体験したイギリスの青年外交官アーネスト・サトウ（1843ー1929）の回想録。二度まで実戦に参加して砲煙弾雨の中をくぐり、また攘夷の白刃にねらわれて危うく難をまぬかれたサトウの体験記は、歴史の地膚をじかに感じさせる維新史の貴重な資料。

下巻表紙より　1862（文久2）年江戸在勤の通訳を拝命してから、1869（明治2）年一時帰国するまでの日本での体験・見聞を綴った回想録。日本の事情に通じていたサトウは、相次ぐ事件のエピソードにからめて、当時の日本の風物、人情、習慣などを生き生きと描き出す。わが国近代史上に活躍した外国人の記録の中でも出色の1冊。

30年の間、我が家の本棚にありました。目立った傷や汚れはありませんが、全体に日焼けしていて、使用感もあります。
中古本ですので神経質な方はご遠慮ください。

＃回想録