長期間自宅で保管していたため、かなり日焼けしています。破れや書き込みなどはなく、読むのに支障はありません。

①『体験』
著者：チャールズ・ウェッブ
訳者：佐和誠
出版社 : 早川書房
発売日 : 1977/10/20…初版

ボストンの小さな旅行代理店に勤めるロジャーは、ある日閉店したデパート内に取り残されてしまう。そこで偶然出会ったのが、南部から職探しに来ていた美しい女性メリンダ。お互いに惹かれ合った彼らは、家具売り場のベッドで2人だけの一夜を過ごす…。現代の若者が直面した新しい愛の問題を大胆に描く、名作「卒業」の作者の第2作。

②アーヴァタール　上
著者：ポール・アンダースン
訳者：小隅黎
出版社 : 創元推理文庫
発売日 : 1981/2/6…初版

遠い昔〈異存在〉と呼ばれる種族が建設した巨大な装置が、大宇宙のそこここに残されていた。
縮潰星なみの密度を持ち超高速で回転する長さ一千キロの円筒、それは時空を超えて、超遠距離の旅を可能にする、驚くべき装置だった。人類はこれを利用して新しい星系ポイボスの開拓を始めたが、他の星系へ向けて送り込んだ探査体は行方不明となってしまった。そんなとき、初の有人探査船が予定より早く帰還したものの地球政府に拉致されたという噂が流れた。その船は宇宙人を連れ帰ったというのだ。

③ホテル　下
著者：アーサー・ヘイリー
訳者：高橋豊
出版社 : 新潮文庫
発売日 : 1974/9/25…初版

ニューオーリンズ最大のホテル、セント・グレゴリーは、深刻な赤字を抱えていた。あらゆる融資を拒否されて苦悩する頑固な老経営者と、彼の片腕となって奔走する精力的な副総支配人。やがて、買収をもくろむチェーン・ホテルの総帥が乗り込んでくる。巨大な組織の内部をえぐり、極限状況の中で展開される群像劇。

④ 彼らはヴェトナムへ行った : 陸軍士官学校'66年クラス 下巻/リック・アトキンソン(著)

ヴェトナム戦争終結後、帰国したウェスト・ポインターたちが目にしたのはカウンターカルチャーの嵐が吹き荒れる異国のような故郷の姿だった。空港ではヒッピーに唾を吐かれ、教官として母校に戻った者は異星人のような若者たちと相対することになった。国家も母校も大きく変化していたのだ…悲劇の’６６年クラスを軸に、ヴェトナム前後のアメリカを克明に描くノンフィクション。