実物の1950年代西ドイツ警察の雑嚢(ブレッドバッグ)です。
22〜23年ほど前までは放出品を度々、目にしましたが国内では枯渇したのか全く見なくなりました。
現在、海外でも稀少性が高いようでミリタリーショップや個人間取引サイトにおいて日本円で19000～30000円で取引されています。
実物官給品の為、生地と作りが非常に良いです。
第二次大戦時のドイツ空軍の雑嚢と同じ色・素材と作りなのでリエナクトメントにこれ以上の物はありません。
戦後、西ドイツ軍は徹底的に非ナチ化されましたが警察や国境警備隊等は大戦中の余剰装備が流用されました。
年代を察するに本品が大戦中に製造された可能性も否定できないでしょう。
近年は実店舗や大手通販サイト等でレプリカが雑嚢本体のみの価格で5000円代～10000円代で販売されていますが、実物とは程遠い作りです。
生地の織りの目が粗いので質感がペラペラのクニャクニャ、部分使いの革も薄く裁断も不正確で形状が実物とは微妙に違います。
そのうえストラップ(2700円程)は別途購入しなくてはなりません。
雑嚢とストラップを買ったけど色味と質感が違う…これはロット違いによる典型例です。
レプリカは製造時期によって仕様が異なる事があります、購入する側からすると本当に迷惑な話です。
実物をお探しの方や希少価値を理解されている方は御検討の程、宜しくお願いします。
本品は製造から少なくとも70年以上の時を経ております。
官給品として西ドイツ警察で使用された実物です、その点を御理解ください。
主観ですが経年変化の色褪せはありますが傷や汚れはありません。
画像を御覧のうえ判断をお願い申し上げます。
すり替え防止の為、返品は固くお断りします。