『Die Welt als Ganzes』
2000 Hatje Cantz編

144P 384枚の写真を掲載。
1990年代、ドイツのドキュメンタリー写真は非常に充実していた。
本書では、ボスニアの和平プロセスに関する研究、
ブランデンブルクにおけるカザフスタンからのドイツ系移民のプロジェクト、
ドラッグで死んだ売春婦など、重要な作品群を紹介する。
珍しいパノラマ写真のシリーズでは、絵に描いたような決まり文句を完全に超えた、
新しく建設された荒々しい中国を見ることができる。
写真家たちは当然のようにカラーを使用し、全員が独自のネガラボで作業している。
その結果、複雑で反射的な写真が生まれ、その一部は『Sddeutsche Zeitung』誌や
『Die Zeit』誌に掲載され、展覧会で展示され、数々の賞を受賞している。
この写真は極めて主観的で、時にエキセントリックな視覚言語であり、まったく感傷的でない。
エッセイストで批評家のウルフ・エルドマン・ツィーグラーは、
20世紀末のメディア史の一面を、テクストの中で巧みに検証している。
主な写真家：Wolfgang Bellwinkel, Axel Boesten/Kai-Olaf Hesse, Fred Dott, Stephan Erfurt, Martin Fengel, Nikolaus Geyer, Jitka Hanzlov, Peter Hendricks, Enno Kapitza, Eva Leitolf, Barbara Mller, Karin Apollonia Mller, Frank Mller, Ulrike Myrzik/Manfred Jarisch, Julia Srgel, Ingo Taubhorn, Corinna Wichmann

中古保管品となります。