名機と言われるADA MP-1の最初期型です。

あまり知られていませんが、MP-1には3つの世代があり、INPUT等のツマミに白ドットのマークの最初期型、青線マークの2型、classicの名が付く3型となっていますが、実は2型以降のモデルは一部回路が仕様変更され、音も違います。電源は最初期型のみ正規輸入品にも120V仕様(初期輸入品、本国仕様)と100V仕様(代理店にてトランス交換)が存在しますが、内部トランスの違いのせいか120V仕様のほうが(ステップアップトランスは必要になりますが)さらに音が良いです。ヌーノやポール・ギルバート等の使用で知られているあの音は、どれも最初期型の音ですが、今や出回っている個体はほぼ有りません。

私は1990年に最初に日本に入って来た時に一台目(120V仕様)を新品購入し、VHT2150等とセットでレコーディングやライブで使用してきました。その後予備機として最初期型のみを追加で購入し複数台所有していますが、今回機材を整理するため出品することにしました。2型以降のMP-1をお使いの方にも音の違いは判ると思いますし、使ったことがない方には是非あの音を生で体験してほしいと思います。

輸入開始時から現在まで、代理店は日本エレクトロハーモニクス社で、私の全てのMP-1も内部メモリー用ボタン電池の交換や故障時の修理・メンテナンスは代理店でやってもらってきましたので、現時点で完全動作品です。

すでにビンテージと呼べるほど古い機材となっており、今後はますます入手困難になるでしょうし、特にこの最初期型は滅多に出てこないと思いますので、是非ご検討ください。

本体の他、日本語マニュアルのコピーをお付けします。(画像の日本語マニュアル原本及びADAの英文マニュアルは付属しません)

内部に真空管も入っており大変古い機材なので、できれば手渡しでと思いますが、発送の場合は可能な限り振動を受けないよう梱包します。そのため、サイズも大きめになり送料もそれなりにはかかると思われるので、着払いでの発送とさせていただきます。また、高額ですので発送時に金額分の運送保険を掛け、その料金はこちらで負担しますが、万が一に運送事故が起きた場合はご自身で運送会社への連絡・処理手続き等を行なっていただく必要があり、返品はお受けできませんので、そちらも併せてご了承ください。