【書籍】シベリア先住民の歴史

初のシベリア民俗の綜合的歴史！
森林とツンドラが破壊され北アメリカのインディアンやエスキモーと同じ運命をたどる？30余のシベリア先住民。

この本は、シベリアの辿ってきた歴史の全体像を、シベリア先住民を主人公にして詳細に描いている。ロシア人によるシベリア征服と開発の歴史に焦点をあてたのではなく、言わばロシア人と先住民との間にあった両者のせめぎ合いとして、シベリアの歴史を描いている。ロシア人によるシベリア征服と植民地化、それに対するシベリア先住民の抵抗と屈服、ロシア帝政下のシベリア先住民、ソヴィエト政権の具体的な民俗対策、先住民の集団化、シベリア開発と先住民の窮状等々、取り上げられたテーマは多岐にわたる。

目次
第一章　「発見された」シベリア
第二章　シベリア侵入・・・十七世紀
第三章　十七世紀の中央および東北シベリア
第四章　十七世紀におけるモンゴルと中国の国境地帯
第五章　北方アジアのロシア植民地
第六章　十八世紀
第七章　北太平洋における拡大
第八章　ロシア帝国におけるシベリア・・・十九世紀
第九章　シベリア植民地の入植者・・・十九世紀
第十章　十九世紀の極東
第十一章　ロシア革命とシベリア内戦
第十二章　先住民族・・・一九一七-一九二九年
第十三章　一九三〇年のソヴィエト・シベリア
第十四章　一九三〇年代のソヴィエト極東
第十五章　一九四一年以後のソヴィエト・シベリア
第十六章　一九四五年以後のシベリア先住民族
第十七章　一九八〇年代のシベリア

■形態：横16×縦21.6×厚3.8㎝　厚表紙
■頁数：554頁
■著者：ジェームス・フォーシス
■訳者：森本和男
■発行者：竹内淳夫
■状態:良、パラ検済み
■状態2:写真見て納得頂ける方。

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