時代：明治後期~昭和初期



技法：銅印判



径約31.2㎝/高さ約4.0㎝



明治/大正/昭和初期 印判



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この印判皿は、明治期から昭和初期にかけて作られたと推測される八角形の大皿です。中央には、自然と調和した建物の風景が描かれた楼閣山水図（ろうかくさんすいず）が配置されています。



遠景には山々がそびえ、空には太陽または月と見られる天体が描かれています。川沿いには建物が立ち並び、静かで落ち着いた雰囲気のある風景となっています。背景の山や木々は、細かい描写というよりもシンプルな表現でまとめられており、印判特有の趣が感じられます。



縁には幾何学文様（籠目文や雷文など）が施され、全体のデザインにまとまりを与えています。八角形のフォルムが特徴的で、装飾性を高めています。



印判技法による制作であり、当時の庶民の暮らしの中で実用的に使われながらも、装飾的な要素を持ち合わせた一品です。現代においても、和の空間や骨董コレクションの一部として楽しめる皿です。



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経年の擦れや小傷、器の形の歪み、凹凸、ピンホール、フリモノ、高台のザラつき、釉抜け、着色等があります。詳細や状態等は画像で判断ください。



場合によっては気がつかない事や見落とし等があるかもしれません。





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