生誕１００周年記念　中原淳一展 美術図録

戦前から戦後にかけて、雑誌編集をはじめファッションデザイナー、人形作家、インテリアデザイナーなど多彩な才能を発揮した中原淳一（1913〜1983）。自ら創刊した「それいゆ」「ひまわり」「ジュニアそれいゆ」などの表紙絵や挿絵、スタイル画を中心に、人形、付録など約400点を一堂に展示した生誕100周年記念展の全作品を掲載しています。

とのこと。
絵は見たことあるけど、詳しく知らなかった作家。
漫画やアニメがいつから発祥したか知識にないけど、顔に対して目の大きな美少女という概念は誰が先駆者なのだろうか？よく言うアニメ顔みたいな表現。

美少女あるいは美女の2次元を描く人。（漫画・アニメ）絵方向の人は当時珍しかったのだろうか？
時代の他作家を知らないので分からない。調べもしない。

女性が見た目、ファッションにかける熱量がこの作品群から逆流してくるようだ。時代は違っても女性の本質とはいつの世も変わらないのかもしれない。

時代を追いながら、1人のデザイナーの軌跡とどういう事業展開というのか…手を拡げていったのか分かるのは面白い。
過去の時勢に詳しければ、色々見えて来るものがありそうではある。

図録や作家としては僕は興味なかったけど、頻繁に展覧会やってる？から100周年の記念図録（制作熱量の籠もった）を確保してても損はないだろう。