「ヤマハビューティー」ともいえる洗練されたデザインのレシーバーの名機です。1974年製とは思えない先進的な技術が凝縮されています。

定価104,500円。

調整清掃済ですが、部品交換などはせずにオリジナルのままで完動品かつ美品となっています。

半世紀前の製品がオリジナルで完動美品というのは奇跡ともいえます。

ウッドケースの一部に欠けがありますが（画像参照）、実使用時にはあまり目立たないと思います。

ラウドネスが９段階で調整可能というのも希少な機能です。

　

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MOS FETを採用したステレオレシーバー。



メイン アンプ部には全段直結ピュアコンプリメンタリーOCL回路を採用。

電源部にはレギュレーションの良いパワートランスを採用。メインアンプ部を除く全回路へ定電圧回路から電圧を供給しており、電圧変動などによるトラブルが無く安定した動作を実現しています。

イコライザーアンプ部にはモノシリックICを採用しており、高いS/N比と低歪率を実現しています。

　

ラウドネス専用の調整ツマミを搭載することで実際のリスニング環境に応じた聴感補正が可能です。

この回路では、ラウドネスツマミをFLATポジションにしてボリュームを普段聞く位置にセットしておけば、それより小さい音量で聞きたい時にはラウドネスツマミを回していくだけで、元の音量から20dBレベルダウンした音量までラウドネス量を増しながら最適の聴感バランスを保って音量をコントロールすることができます。



トーンコントロール回路は2段直結 アンプのコレクター・エミッター間にNFをかけたヤマハ方式。この方式は低歪率で残留雑音も少なく、ツマミの中点ではフラットな特性が得られます。

　

FMフロントエンド部は、RF段とミキサー段にデュアルゲートMOS FETを採用。周波数直線型の精密4連バリコンと相まって感度を高めると共に、各種の妨害排除特性を改善。

IF段はICと4素子のセラミックフィルターで構成。

AFC回路を搭載し、電波の弱い局も強電界局に引き込まれること無く正確に選局できます。

AMチューナー部は同調回路を3連エアバリコン、セラミックフィルター、同調コイル2本によるトリプルチューン方式で構成しており、高安定度と高選択度を実現。

　

#レシーバー

#CR600

#チューナーアンプ

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