休耕田は、どこにでもあるのですが
ガマが群生している田圃はあまりありません。
ガマは大変珍しい植物になってしまいまいました。

ガマの穂3本(十分に乾燥済みです)

ガマの穂で作る火口(ホクチ)を
手作りする方のために
火口の材料としてガマの穂三本を
出品しました

ガマの穂で作る火口(ホクチ)の
材料として

ガマの穂で作る火口は、
とても性能が良く　
江戸時代はガマの穂から
火口を作っていましたそうです

明治時代にマッチが普及するまで
火打石と火打金で火花を火口に落として
附木(先端に硫黄を塗った木片)を近づけ
炎を作って行燈に火を灯しました。

マッチは、擦り附木と言われていました
マッチの普及は、附木屋という職業を
廃業にしました。

<附木の追加説明>
※ 100年前の物なので経年劣化
　　しています。30年前は100%
　　発火しましたが、今日試したら
　　発火率は、30%位です。
　　硫黄が酸化したようです。

火口は、ガマの穂を乾燥させて
わた状になったものを
空き缶に入れて　蒸し焼きにして作ります。