ミラン・クンデラ　
単行本2冊セット
集英社

①微笑を誘う愛の物語　

ほんの冗談のつもりで始めたことによって、回り中の人間から批判される皮肉屋「誰も笑いはしない」中年男の二人組の女漁りの意外な顔末「永遠の増れの黄金のリンゴ」年上の女との一度だけの逢瀬と十五年後の巡り合い「年老いた死者は若い死者に場所を譲ること」人生の機微、いたずらな運命、愛の皮肉・・小説のマジシャン、クンデラが巧妙にそしてエロチックに描き出すちょっとユーモラスでちょっと苦い7つの愛の物語。クンデラ文学の精華を集大成した、唯一の短編集。

②笑いと忘却の書　

党の修正により、となりの男に貸した帽子を除いて、すべての写真から消滅した男。一枚の写真も持たずに亡命したため、薄れ行く記憶とともに、自分の過去が消えてしまうのではないかと脅える女....＜笑い>とく忘却>というモチーフが、さまざまなエピソードを通して繰り返しヴァリエーションを麦でながら展開され、共鳴し合いながら、精級なモザイクのように構成される物語。

表紙カバーにスレなどの経年変化があります。
古本であることを理解し、
写真にて十分に状態を確認の上、
購入をご検討ください。