「守り刀のうた」(新潮文庫 ゆ 17-1)

結城 光流　

定価: ￥ 630

令和6年12月1日　発行



・大人気「少年陰陽師」シリーズの著者が描く漫画原作！

・最強タッグによる新・妖【あやかし】ファンタジー！

原作：累計620万部「少年陰陽師」結城光流×漫画：「花とゆめ」人気漫画「鬼の花嫁は喰べられたい」サカノ景子

・小説でしか読めない後日譚も収録！

・巻末には小説＆漫画の相互試し読み展開中！

・漫画「守り刀のうた ─守り刀の一文字─」サカノ景子／白泉社コミックス好評発売中！



一文字【いちもんじ】うた（15歳）は、祓邪【ふつじゃ】の一族の末娘。刀のかんざしを髪に挿していて、弱い妖怪や異形、化生のものは弾かれる。邪気が強い時は、かんざしを引き抜いて刀のように振るい、断ち切る。また、一文字家を守護する神獣、白犬のシロをいつも連れている。ある日、祖母から、牧原【まきはら】家の御曹司である麟之助【りんのすけ】を守るよう命【めい】を受け、奉公に出される。麟之助は９歳の時に神隠しに遭い、奇跡的に戻った経験をもつ。しかし新たに周辺で3人の子供が行方不明になり、引き換えとして麟之助の身に危険が迫っているのだ。牧原家は、元々は魔鬼祓【まきばらい】と呼ばれていたことから、時の帝より牧原の姓を賜った。だが、いまは一族でも妖力を祓うこともできない者ばかり。そんななか、先祖返りした麟之助は、異界のものが視えすぎるため妖魔や異形のものに狙われる。うたの持ち前の明るさで勇気づけられ、守り刀を手にする麟之助。命を懸けて魑魅魍魎【ちみもうりょう】に挑む二人の運命は──⁉





#結城光流 #結城_光流 #本 #日本文学／小説・物語