こちらは、本鼈甲　白甲螺鈿金蒔絵帯留めです。

光俊氏の作品です。

黄金色に見えますが、
煌めきのある白甲を左肩に使用し、黒甲部分に螺鈿金蒔絵で竹や菊、牡丹を細やかに描いとおります。

絵のバランス、モチーフ、螺鈿の煌めき、超一流のお品です。

裏に傷がございます。

在銘　光俊　

金子光俊
生誕 大正11年 東京都 小石川 出身

鼈甲蒔絵一筋の東京都認定伝統工芸師です。千遊（鼈甲蒔絵伝統工芸師）と並び鼈甲蒔絵の数少ない名職人です。1999年秋に亡くなった天才的な伝統工芸士です。静かな水流に浮かぶ青桜の花びらを描いた”水と桜散らし”は、彼の代表的な作品で傑作といわれています。絶妙の手法を駆使した作品作りで伝統工芸界でも広く知られ、独自の手法は高い評価を受けています。

中古市場で最も人気のある方です。

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