群馬県の水上地方で作られていた藤原盆です
鑿跡を残した面のものが有名ですが、この様な絵柄の入ったものは珍しいと思います目立ったダメージもなく、お菓子やお酒を楽しむのにぴったりです

季節感あふれる、流れる様なアヤメ(?)の絵付けが粋な雰囲気です

群馬県利根郡水上村大字藤原に産した盆である。当地は古来橡（とち）、山毛欅（ぶな）など落葉喬木に恵まれた為木地師が多く住みつき、盆以外にも木鉢、椀、皿、片口など木製の生活用具を盛んに製作していた。〜中略～
藤原盆には丸盆の外、楕円形盆、四方盆、八角盆、六角盆、扇面形盆、半月形盆など形状は多種多様あるが、いづれもその多くは橡製で、荒い鑿跡を残し、それが一種の線彫模様としての効果を持っている。(盆百選より引用)

直径約24cm
高さ約2cm

※画像の石、美濃小皿は別売りです


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