現存しない天守シリーズ第二弾！



前回の、群馬県高崎市所在の高崎城天守（お蔭さまでSOLD）に続き、今回は山梨県甲府市所在の甲府城天守を作ってみました。



ただ、高崎城天守は江戸時代の絵図面や、明治初期の写真が残っていたので参考にできましたが、この甲府城は、「そもそも天守があったのか？」という状況で、絵図面も写真も現在まで発見されていないため、すべて推測となります。



下記６案の模型を作ってみました。



※価格は１品のものです。

※ご購入時に、どの案が希望なのかコメント欄で指定してください。



材質：PLA

色：シルク銅（銅メタリック）

備考：制作時に生じた小傷あり（画像のとおり）
その他:付属品（おまけ）あり



甲府城天守　



甲案

「やまなしお城１０万人ＡＣＴＩＯＮ」で広く知られた、甲府城天守の想像イラストを基に、３Ｄプリンターで制作し易いように加工したもの。四層五階。

寸法：縦約44ｍｍ　横約52ｍｍ　高さ約48ｍｍ



乙案

ほぼ甲案と同じだが、最上階の屋根の向きを変えたもの。個人的にはこちらの方が正面から見て、「いかにも天守」という感じがする。四層五階。

寸法：甲案と同じ



丙案

甲案と乙案が、ともに二層まで天守台の形状のまま上がっていくのに対し、この丙案は天守台の形状は一層だけで、二層で長方形に集約させてから、三層目以上を載せたもの。五層五階。

寸法：縦約44ｍｍ　横約52ｍｍ　高さ約47ｍｍ



丁案

丙案に対し、一層目の張り出し部分が入母屋になっていないもの。

個人的には、このすっきり伸びたカタチの丁案が一番好き。五層五階。

寸法：縦約44ｍｍ　横約52ｍｍ　高さ約49ｍｍ



戊案

甲府城天守台の、独特でいびつな形状では、重心位置が高くて重量が増す高層建築は無理じゃないかと思って作ったもの。

この戊案なら、低層で重心位置が低く、重量も軽減できるため、個人的にはこの案が一番現実的だと思っている。三層三階。

寸法：縦約44ｍｍ　横約52ｍｍ　高さ約42ｍｍ



己案

先述のとおり、「甲府城に天守はあったのか？」という現実を受け止めて制作したもの。

天守台の上に天守はなく、ただ多門櫓がぐるっと回っているというもの。

寸法：縦約44ｍｍ　横約52ｍｍ　高さ約25ｍｍ



※価格は単品のものです。複数ではありません。

※ご購入時に、どの案が希望か指定してください。