「戦場のメリークリスマス オリジナル・サウンドトラック」は83年に公開された大島渚監督映画『戦場のメリークリスマス』のサウンドトラック・アルバム。83年にロンドンレコードからリリースされた。音楽は坂本龍一が担当し、坂本にとって初のサウンドトラックアルバムとなった。映画自体のある種の非現実感から影響を受けて、西洋から見ても東洋から見ても“どこでもないどこか”、そして“いつでもない時間”をコンセプトに作られた。1曲目のメインテーマは坂本作品の中でもっとも認知度が高い楽曲とされている。坂本自身はなぜこの曲だけが特に好まれるのか、作った当時から分からなかったが、シンプルで覚えやすいメロディが原因ではないかと分析している。なお坂本自身、作曲中に何度も「ぽろぽろ」泣いたとのこと。「戦場のメリークリスマス」は85年度、日本国外から日本音楽著作権協会（JASRAC）に払われた著作権使用料分配額のランキングで「上を向いて歩こう」「名犬ジョリィ」に次いで年間3位を記録した。また、同映画は第36回カンヌ国際映画祭に出品され、結果は無冠だったものの、坂本の音楽は高く評価され、英国アカデミー賞 作曲賞を日本人として初めて受賞した。同映画のメインテーマ「メリー・クリスマス ミスターローレンス」と同曲の変奏曲「ファーゼル・クリスマス」の他、デヴィッド・シルヴィアンとのシングル「禁じられた色彩」、を含む全19曲。オリコン最高順位8位。

全体に目立った傷や汚れはなくお勧めです。盤面の状態も良く視聴に問題ありません。

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