13.3 x 7.8 x 1.4 cm

このイコンは「キリスト・パンテクラトール」と呼ばれます。日本語では「全能者キリスト」と訳されます。

このようなイコンはビザンティン美術や正教会の伝統で非常に一般的なもので、キリストが右手で祝福のしぐさをし、左手に開いた福音書または閉じた本を持っている姿が特徴です。頭の周りには十字の後光が描かれ、そこにはギリシャ語で「ὁ ὤν」（意味は「存在する者」）と記され、キリストの神性を象徴しています。

このイコンが特定の教会や地域で描かれた場合、独自の名称や特徴がある可能性もありますが、一般的には「キリスト・パンテクラトール」と呼ばれます。

このスタイルは6世紀以降のビザンティン美術に特徴的ですが、中世からそれ以降の時代にも多く描かれました。このイコンが具体的にいつ描かれたかを特定するには、出土した場所や使用された材料など、さらなる情報が必要です。この作品はビザンティンのオリジナルの後期コピーである可能性もあります。


- スタイル: イコン
- 主題: キリスト
- 色: 金色、青、赤、茶色
- 素材: 木製、油彩(テンペラ)

貴重なイコンを集めてました。入手困難なものばかりなので売りたくはないのですが、飾って1人で鑑賞するよりロシア好きの皆さんにも見ていただこうと値段をつけて出品してみました。