1. リルケ詩集　　
リルケ　オーストリア
1875-1926 石丸静雄　訳

2. 石川啄木歌集
1886-1912 26歳で死去 岩手県出身

3. 若山牧水歌集
1885-1928 43歳で死去 宮崎県出身

4. 高村光太郎詩集
1883-1956. 74才で死去 東京都出身

5. 萩原朔太郎詩集
1886-1942. 55才で死去 群馬県出身

6. 宮沢賢治詩集
1896-1933 37歳で死去 岩手県出身

本の状態　S47.6.1発行
1. リルケ: 最初の目次から64頁まで、偶数頁では右上角周辺の余白に、奇数頁では左上角周辺の余白に浅い皺が有

4. 高村: 61頁 道程の章 人類の泉
一番左3行を、ボール ペンで囲い込む長方形の書き込みあり→唯一のペン書き込み

1-6共通　20枚目の写真にある本の部位名称参照
表表紙、裏表紙の各裏側にあたる、黄緑色の見返し(効き紙)と同色の見返し(遊び)の間の、’ノド’に沿って、日焼けで薄茶色のシミ有

詩人間の影響及び特色
萩原朔太郎は、リルケの詩から抒情詩の表現方法、孤独というテーマ、詩作に対する姿勢等様々な影響を受け、彼の詩をより深く内面的なものへと導いた

『月に吠える』内容・形式共に従来の詩の概念を破り、口語象徴詩・叙情詩の新領域を開拓し、詩壇に確固たる地位を確立

彼の詩風は、直接の門下だった三好達治と岩手の教師、宮沢賢治に影響を与えた。「三好達治詩集」は一箇所だけ閉じ糸が飛び出していた為、敢えて出品から外した。ご希望あれば無償で同梱可能

啄木: 『一握の砂』代表的な歌集で、三行書きのスタイルや日常を詠んだ
『悲しき玩具』 : 時代の閉塞感や社会の矛盾、庶民の生活の苦しみを歌に反映させ、社会状況を鋭く批評

牧水: 生涯に渡り旅をし、日本各地に歌碑がある。自然を愛し、終焉の地となった沼津では千本松原や富士山を愛し、富士の歌を多く残し自然主義文学としての短歌推進

高村: 彫刻家としての経験が詩作にも影響を与え、詩には彫刻の様な力強さや立体感、内面の生命力を表現した

宮沢: 自然を愛し、人々に寄り添う生き方を表現。童話 「銀河鉄道の夜」は手塚治虫、宮崎駿に多大な影響を与えた

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