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数式を使わない力学

石ころの運動からハレー彗星まで
古本特有の劣化あります

池田和義
昭和55年8月20日第1刷発行
初版？

BLUE BACKS

以下、グーグルグラスで読み取り

科学の基礎は物理学であり、 物理学の基礎 は力学であるといわれる。 特に最近は人工衛 星打ち上げのニュースやエネルギー問題など に関連し、 一般社会人にとっても力学的知識 の重要性は増して来ている。 しかし力学は精 密科学の軌範といわれ、 数式で緻密に組み立 てられているので、むずかしい数式を読みこ なす能力がなければ到底理解できないものと 一般には思われている。

本書は、このような通念をくつがえし、数 式を使わないで力学の基本的原理をわかりや すく説くことを目的としている。

「まえがき」より

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いけだ かずよし 大阪大学教授。 理博。 一九五一年九州大学理学部 物理学科卒。 物性物理学・統計物理学を専攻する理論物理学者。著書 「統計熱力学」他。 特に、独自の厳密な数学的手法を駆使した「気体 縮現象の理論」は、シカゴ大学のメイヤー教授らの注目を浴び、国際 的に高い評価を得た。 一般力学、統計力学、 熱力学を講義。教え方は 丁寧で、わかりやすいと定評がある。趣味が広く、詩歌、文学から謡 曲、能狂言に及ぶ。『南総里見八犬伝』は原文を全巻読破したという。 国語国字問題にも一家言をもつ。一九二八年福岡生まれ。

保管場所 Z-2