【★状態】
2004年に開催されたピカソの『ピカソ展 躰とエロス』のカタログ作品集となります。約20年前のモノとなりますので経年による表紙カバーに多少の使用感と、サイドに茶色いシミ汚れのようなものがが数ヶ所あります。



【★内容】
✅2004年 東京都現代美術館
Picasso『ピカソ展 体とエロス』カタログ
図録/アート作品集/パリ国立ピカソ美術館所蔵


✴️20世紀を代表する芸術家ピカソ (1881-1973年) は、その制作活動において常に破壊と創造をくり返したことで知られます。本展は1925年から 1937年までを中心に、円熟期を迎えたピカソが、同時代のシュルレアリスムの動きと交差しつつ、自身の理性を解き放ち、その作品を自由奔放に変貌させていく様子を、パリ国立ピカソ美術館の全面協力を得て紹介するものです。

1910年代後半、ピカソはキュビスムの造形から、 古典的表現に向かいます。ロシア・バレエ団の舞台美術の仕事や、結婚、息子の誕生など と結びついたその作品世界は、1920年代後半から少しずつ変化していきます。人の形は変形し、再び造形的な実験を突き進むことになるのです。

更に新たなミューズとの出会いに導かれて、 1930年代に入ると塑像の制作に集中し、同時に、モデルとその彫像と共にいるアトリエの芸 術家というテーマを、 絵画で展開していくことになります。また、ヨーロッパの社会情勢が緊迫する30年代半ばには、半獣半神のミノタウロスの物語に傾倒し、個人と時代の様々な意味をそこで表現したのでした。1930年をはさむ十余年は、両大戦間の後半の時代にあたり、主題のうえでも表現のうえでもピカソの作品は、多彩でめまぐるしい展開を 遂げました。本展は、この時代の活動に焦点をあて、その神髄を本格的に紹介するまたとない機会となるでしょう。
(※本書あいさつより添付)

■本サイズ:228×280×21mm
■カバー:ソフトカバー
■掲載作品:約168点+文章あり



【★配送】
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