驚きと発見、新しい日本酒の形

2021年フランスで開催された
『フェミリナーズ世界ワインコンクール2021』
世界のワイン市場で活躍する女性のみが
審査員を務める世界で唯一の
ユニークなコンクールにて
味わい・香りに優れたヴィンテージの
日本酒3銘柄が金賞受賞

1984 岩の井（千葉）（375ml）
日本酒　山廃純米
原料米：コシヒカリ
精米歩合60％
アルコール分14度
常温タンク貯蔵
醸造元：岩瀬酒造

長期熟成させた山廃純米酒。
ワイングラスに注ぐと、和柑橘を思わせる爽やかさと、ハーブの華やかな香りが特徴的に立ち上る。
豊かな果実味とキレのある酸を楽しめ、ミネラル感が味わえる珍しいタイプ。
醸造元　岩瀬酒造　
創業1723年　千葉県御宿町
首都圏でありながら、自然豊かな千葉房総の酒蔵。伝統的な製法である「山廃造り」と熟成酒にこだわる。1965年から熟成に本格的に取り組み始めた。仕込み水は硬水で、味わいのあるしっかりとした酒になるので、熟成酒にしてこの蔵の力量が発揮されます。

2009　幻の瀧（富山）（375ml）
日本酒　吟醸
原料米：五百万石・てんたかく
精米歩合60％
アルコール分18度
常温タンク貯蔵
醸造元：皇国晴酒造

吟醸の熟成古酒。すっきりとした酸が最初に立ち上がるのが特長で、バターの芳醇な香りとバナナの甘い香りも感じられ、とても華やか。
ドライな白ワインを飲んでいるかのよう。余韻に薫るナッツ香が印象的。
醸造元　皇国晴酒造
創業1887年　富山県黒部市
日本海富山湾まで50mという立地、蔵内に立山からの雪解け水がコンコンと湧き出ています。黒部川河畔の生地地区は20もの湧水があり、名水百選の街でもあります。この水をふんだんに使い、富山湾の幸とともに毎日気軽に飲める、すっきりと軽やかな味わいの日本酒を造り続けています。

2010 龍力（兵庫）（375ml）
日本酒 純米
原料米：神力
精米歩合65％
アルコール分17度
常温タンク貯蔵
醸造元　本田商店
幻の酒米「神力」を復活させ、これを100％使用し、長期熟成用に特別な仕込みで麹割合を通常の3倍に高めた古酒。狙い通り濃醇な酒に熟成し、まるで熟した無花果のような見事な甘い香りが味わえる。