＊プロフィール必読
◎ 人気の文庫版
◎ 出版社品切れ重版未定で絶版状態

写真の通り綺麗です。目立った傷・汚れはありません。写真では伝わりづらい僅かなスレや使用感はあります。2012年新装版の初版、13年経過。ふんわりと経年ヤケあるも写真のように許容レベル。私見では美品かと思います。出版社品切れ重版未定で絶版状態。古書店でも意外になかなか見かけません。お探しの方はお早めにどうぞ。

「夕陽ヵ丘三号館」
有吉 佐和子
定価: ￥ 848＋税
2012年2月新装版第1刷

一流会社勤務の夫の転勤に伴い、東京で憧れの社宅暮らしをスタートした音子。喜びも束の間、社宅内の人間関係に振り回されてゆく。一人息子・悟の教育問題、見栄と欺瞞に満ちた主婦同士の情報戦に追い詰められ、焦った音子は愚かな行動に出るが―痛烈な人間描写、現代のドラマが大迫力、傑作長編エンターテインメント。

有吉佐和子（アリヨシサワコ）
昭和６（１９３１）年、和歌山生まれ。昭和３１年に『地唄』で文壇デビュー。世界初の全身麻酔手術を成功させた医者の嫁姑問題を描く『華岡青洲の妻』（女流文学賞）、老人介護問題に先鞭をつけ当時の流行語にもなった『恍惚の人』、公害問題を取り上げた『複合汚染』など意欲作を次々に発表し人気作家の地位を確固たるものにする。多彩かつ骨太、エンターテインメント性の高い傑作の数々を生み出した。昭和５９年８月逝去。

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