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【詳細】

初版完結set 沢村凛 ソナンと空人 ファンタジー カバー装画 遠田志帆 新潮文庫



王都の落伍者 令和2年10月1日初版 新潮社発行 帯付

鬼絹の姫　　 令和2年10月1日初版 新潮社発行 帯付

運命の逆流　 令和2年11月1日初版 新潮社発行 帯付

朱く照る丘 令和2年11月1日初版 新潮社発行



王都の落伍者

将軍のひとり息子として生を享けながら、退廃した生活に甘んじる青年ソナン。自らの悪事が発端で死に瀕するが、朱く長い髪をもつ神・空鬼のたった一度の気まぐれで、名も知らぬ異国へと落とされる。しかし、その地・弓貴では古来からの統治者が反逆者に追いつめられ...



鬼絹の姫

弓貴滅亡の危機を救ったソナンは、新たな名「空人」と領地・輪笏を与えられ、妻ナナや家臣らと旅立つ。赤く輝く花に彩られた美しい大地、だがそこは財政難にあえぐ貧しい場所でもあった。輪笏を立て直すため、空人は生き急ぐかのように奔走し、領民の心を動かしてゆく。数々の策が実を結び始めたころ予想外の事実を告げられ─



運命の逆流

交易の使節団に加わり、相手国トコシュヌコを訪ねることになった空人。そこはかつて十九年間、自堕落に暮らした祖国だった。自分がシュヌア家のひとり息子・ソナンであることを、決して気取られてはならない。速やかに任務を終え、一刻も早く我が地へと戻るのみ―



朱く照る丘

輪笏の領主としての未来を断たれ、ソナンは祖国トコシュヌコで都市警備隊の一員として勤勉に働く。五年の月日を経て士官へと昇進し、父シュヌア将軍が暮らす生家へと戻ることに。弓貴での日々は、一夜の夢だったのか―だが、この国に常駐する弓貴の使者の名前を知り、ソナンは激しく動揺する



沢村凛

1963年、広島県生れ。鳥取大学農学部卒。’91年、日本ファンタジーノベル大賞に応募した『リフレイン』が最終候補となり、デビュー。’98年『ヤンのいた島』で第10回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞



【状態】

経年劣化により多少の焼け、カバーにスレは御座いますが、概ね美本です。



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