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ジャン・ジャック・ルソー
『人間不平等起原論・社会契約論』
小林善彦、井上幸治訳

中公クラシックス
中央公論新社
税抜定価1600円
2005年初版


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表紙カバーにシワ、小口に若干のシミがありますが良好な状態です。状態は画像にてご確認ください。この機会にぜひ。

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近代の全てがあるといわれるルソー。本書には、大革命の先駆をなした彼の二つの代表的民主主義理論を収録。予言者の言葉にも、香具師の口上にも響く詩人思想家の迫力が伝わってくる１冊。

『人間不平等起原論』
かつて人間は不平等の殆ど存在せぬ自然状態にあったが，歴史的な進歩という頽落の過程をへてついには「徳なき名誉，知恵なき理性，幸福なき快楽」だけをもつ存在に堕する．それが専制社会における人間の悲惨なのだとルソー（1712―78）は論じ，同時代の社会と文化を痛烈に批判した．今も根元的な思索をうながしてやまぬ書．

『社会契約論』
フランス革命の導火線となった社会契約論こそ思想が現実の歴史を変革する力を持つことを示した古典である．“人は生れながら自由で，しかもいたるところで鎖に縛られている”という命題から出発し，王権の性質，政府の種類，憲法，代表選挙，宗教等について独創的意見を述べた本書は，じつに近代デモクラシーの先駆的宣言である．


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気に入っていただけると思います。よろしくお願いします。


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