合気道史初の会見集！
植芝盛平と合気道
植芝盛平開祖を語る19人の弟子たち
1991年4月1日第2版発行
編者:合気ニュース編集部
定価:2000円

合気道の歴史と哲学を探る19人の証言集です。
19人の弟子たちは
①2代目合気道道主.植芝吉祥丸
②日本合気道協会創設者.富木謙治
③戦前の内弟子.鎌田久雄
④養正館本部長.望月稔
⑤合気会師範.白田林二郎
⑥戦前の内弟子.米川成美
⑦唯心館杉野道場.杉野嘉男
⑧大本教綾部元参事.葦原マン象
⑨養神館館長,塩田剛三
⑩戦前の内弟子.赤沢善三郎
⑪大阪合気会初代会長.田中万川
⑫合気会師範.奥村繁信
⑬元.大関.天竜.和久田三郎
⑭万生館館長,砂泊諴秀
⑮合気会茨城道場長.斉藤守弘
⑯合気会師範.西尾昭ニ
⑰合気会天之武産合気塾道場長.阿部醒石
⑱合気会小林道場長,小林保雄
⑲天道館館長.清水健ニ　

巻末に
植芝盛平道歌.植芝盛平年譜

この書籍は「道統不変 」開祖の志がしっかりと19人の弟子たちに伝承されている証明書です。

開祖は明治16年和歌山市で生誕され、86年間の生涯を通じ求道練磨の厳しい行の究極に、宇宙偏在の大自然（気）と呼吸力に発する人間生命の（気）とが和合し一如となる境地を目指していました。開祖の（気）は広然として宇宙の大自然の間に充ちあふれ、また神気縹渺として天地人のいっさいを己の（気）のうちに包みこんだとされています。
また植芝盛平開祖は武における業は全て宇宙の真理に合わせなければならない。宇宙と結ばれなければ孤独なる武にすぎない。愛を生む（武産）の武とは異質なものである。合気は愛を生む（武産）の武であり、大和大愛の愛気に他ならない。その（武産）の武のそもそもは（雄叫び）であり、五体の（響き）の槍の穂を阿吽の力を持って宇宙に発兆したものであると話されています。
植芝盛平開祖の合気のあるべき姿、目指すべき道は開祖が創られた「道歌」に込められています。「道歌」は書籍の巻末に掲載されています。

私は開祖の遺された言葉で
「遍く愛気す」「合気その道は無限なり」
「正勝、吾勝、勝速日」「顕幽一如の念」
が好きな言葉です。

購入された方に開祖の遺された言葉のしおりをプレゼントさせていただきます。

破れ等は有りませんが34年前の書籍ですので経年の汚れがあります。
ご理解いただける方にお願い致します。