昭和28年に発行されたヂャンティ編みという手芸の手本です。

ヂャンティ編みとは、かつて流行したハンドメイド。
そもそもヂャンティ編みとは？

昭和4年に渡米し、手芸について見聞研究を重ねた鈴木ハツエ氏が帰国後に考案した器具を用いてパーツを編み、布状に繋げ、作品化するもの。
この小冊子には編物器の由来、編み器の説明図解、作品の作り方が説明されています。

「全く他の編物には見られぬ軽快で優雅」ゆえ、フランス語の「可愛い」からヂャンテイと付けたこのこと。　

そうした由来の1ページをとっても日本の手芸史における貴重資料と思います。

約B5版、全10ページ（表紙含む）

長く保管していたため、破損箇所が表紙と、その裏ページにあります（画像）が、読解は可能です。
素人補修はせず、本体と、ちぎれた端紙をクリアファイルに挟んで収納しております。

古い手芸資料を集めている方、未知の手芸に興味ある方、いかがでしょうか。

＊ちなみに、ヂャンティ編機の木製品は既に出品販売済み。現在はプラスチック製ヂャンティ編機が売られているようです。

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