官能の色濃い13の妖しい花、典雅で澄明なエロティカ。女のことばで試みたアナイス独自の情事。装丁も美しい文章も秀逸。



美貌の女性作家アナイス・ニンが無名時代、ある老人のコレクターのために匿名で書いた、１３のエロティックな短篇。体験からの深い洞察力と独自の感性をもって美しく開花した、妖しくも純粋なエロス。アナイス究極の情事。



文学ファンやエロティズムに興味のある方におすすめの一冊。



「小鳥たち」 2003/

アナイス ニン (著), Ana¨is Nin (原名), 矢川 澄子 (翻訳)

¥2530



妻の反対を押し切って引っ越した屋根裏部屋から近くの学校の女学生の姿を楽しんでいた画家は、やが小鳥を飼い始めた。それを口実に少女たちを部屋に誘うが、自分のものを見せたい衝動を抑えられない―表題作ほか全１３編収録。ヘンリー・ミラーとの奔放な愛に生きた美貌の女性作家ニンが、一人の老人コレクターの楽しみのために匿名で書いた、繊細で脆く、強烈で妖しいエロチカ。





＊＊＊表紙はフィルムで覆われて大変きれいですが経年など中古品にご理解ある方のみご検討ください。