世紀末ウィーン クリムト / エゴン・シーレ / オスカー・ココシュカ 画集
「The Naked Truth : Klimt, Schiele, Kokoschka And Other Scandals
（裸の真実：クリムト、シーレ、ココシュカ他の世紀末ウィーンで物議を醸した芸術）」
Tobias G. Natter 編
2005年
PRESTEL

◆◆詳細◆◆
2005年にレオポルド美術館（オーストリア / ウィーン）、シルン美術館（ドイツ）にて開催された展覧会「The Naked Truth : Klimt, Schiele, Kokoschka And Other Scandals」開催の際に刊行された作品集

20世紀初頭のウィーンは、アヴァンギャルドな芸術家たちが溢れ、知的で官能的なエネルギーに満ちた、他に類を見ない都市だった。しかし、この急成長する社会は、保守的でしばしば否定的な19世紀の文化と常に対立していた。この魅力的な本は、この論争の中心にいた人物に焦点を当てている： エゴン・シーレ、グスタフ・クリムト、オスカー・ココシュカなど、その先鋭的な芸術表現は衝撃的であると同時に画期的であった。豊富な図版で構成された本書は、セクシュアリティ、権力、宗教など、新文化が旧文化と衝突した数多くのレベルを検証している。これらの芸術家たちの作品が周囲に与えた影響を分析し、彼らが引き起こした社会的・文化的論争を照らし出す歴史的文脈の中に位置づけている。また、構想当時は挑発的と思われた芸術が、現在では現代の観客にとって優れた芸術の基準となっている理由を探る。

◆◆仕様◆◆
洋書 英語
芸術 ウィーン分離派 ウィーン工房
画集 作品集 図録
ペーパーバック
27 x 22.5 cm
288ページ

◆◆状態◆◆
表紙に経年による薄スレ・薄ヤケが少し
ページ良好

#本 #象徴派 #エゴンシーレ #クリムト #ウィーン分離派