大阪市中央公会堂は1918年に完成した（岡田信一郎・原案、片岡安、辰野金吾によって設計）。

本書は1999年から2002年まで実施された保存・再生工事の報告書で、当初の建設記録を含め、工事の概要、歴史的沿革などがまとめられている貴重な資料です。



編集委員会は、

　　　京都大学金多潔教授（建築構造）を委員長に、

　　　太田隆信坂倉建築研究所所長

　　　橋本健治坂倉建築研究所

　　　山形正昭大阪芸術大学教授

橋寺知子関西大学 准教授

　　　植木久大阪市文化財保護課長

　　　松波秀子清水建設主任研究員

等の近代建築史の専門家で構成されている。



発行日：平成15（2003年）3月

著作・編集：大阪市教育委員会

制作：新建築社

ページ数：505p



■目次

・概説

・大阪市中央公会堂の建築と改修履歴

・保存・再生工事の計画

・保存・再生工事の内容

・図面

・史料

・写真



21.1×29.8×2.9㎝

アンダーライン等なく状態は非常に良好です。