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『山上宗二記　付茶話指月集』

熊倉功夫 校注
2006年発行
岩波文庫
岩波書店

絶版
＊良好な状態です。この機会にぜひ。


茶の湯へのひたむきさから，天下人秀吉にもへつらわず，ついには惨殺されるにいたった山上宗二（1544―90）．二十年余，利休の茶にふれてきた一の弟子が，その死を予感しつつ，みずから得たものをあますところなく書き記した茶の湯伝書『山上宗二記』に，後世，茶人たちの逸話を集めた『茶話指月集』を付した．

千利休の高弟・山上宗二が天正16年（1588年）に記した茶道具の秘伝書。ただし道具の所持者の情報から、その成立は天正14年（1586年）に遡ると考えられている。
内容の大部分が名物記であるため『南方録』のように茶道界に大きな影響を与えることはなかったが、20世紀以降、『南方録』の偽書説が認知されるに従い、天正年間の確実な資料として研究者の間で重要視されるようになった。


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気に入っていただけると思います。
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茶入
茶壺
掛軸（掛幅）
茶湯者覚悟十躰
茶の湯
足利義政
数寄道具
わび茶